Calendar
SunMonTueWedThuFriSat
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      
<< September 2012 >>
New Entries
Archives
Categories
Profile
Mobile
qrcode
Admin
無料ブログ作成サービス JUGEM
Seach this site
PR
2013.07.29 Monday
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| スポンサードリンク | - | | - | - | - | - |
2012.09.05 Wednesday
9月15日(土)五雲会『龍田』 2
(続き)

能の後半、シテの龍田姫が「神楽」を舞います。

宝生流では、シテが神楽を舞うのは、『龍田』『三輪』『巻絹』の3番のみ。

変わったところでは、『葛城』に「神楽」という小書(特殊演出)が付くと常の「序之舞」が「五段神楽(惣神楽とも)」に変わります(本年12月1日「満次郎の会」にて、辰巳満次郎師がこの演出で舞いますので乞うご期待)。

また、『絵馬』のツレ2人が相舞で「二段神楽」(神楽の省略形)を舞いますが、これは宝生流独自の演出。

「神楽」、私は舞囃子としては度々勤めておりますが、能としては初めて。
実際に扇を弊に持ち替えて左右に振り上げ、舞います。

神様の曲を勤めるのは、恐れ多い気持ちもありますが、『高砂』『養老』『加茂』などと同様、舞っていて清々しい気持ちになります。

『龍田』の神は女神で、しかも紅葉がご神体、すっきりとして尚且つ風情がある。
ストーリーでは『三輪』にかないませんが、三番目物の雰囲気も少しあり、かなりやりがいのある曲です。

先日の新作能『散尊』のデリラ役に引き続き、この『龍田』に至るまで、この夏は特に日焼けしないように気を使いました。女子かと思うくらい。
日焼けに関しては、色々な考えの方がいらっしゃいますが、ご覧になるお客様がどうお感じになるか、を常に考えたいと思います。

『龍田』の他に、『通盛(みちもり)』渡邊荀之助、『班女(はんじょ)』水上優、『是界(ぜがい)』東川尚史、他狂言2番。

入場料5,000円(学生2,500円)

お問い合わせ・チケット購入はこちらまで。
| 和久荘太郎 | 舞台情報 | 07:34 | - | - | - | - |